土と石灰は日本で最も歴史ある、そして私たちの生活に欠かせない、
親しみある材料です。
世界各地で紀元前の時代から土器や日干し煉瓦の使用があり、
ヨーロッパでは5000年前に石灰岩が焼かれていた記録もあります。
まさに漆喰と土は、人類の文明とともに始まったとも言えるのでは
ないでしょうか。
日本での左官工事は西暦500年代(飛鳥時代)に盛んに行われるようになり、飛鳥寺や法隆寺などもその一つです。
白壁に関しては、奈良時代後期まではほぼ白土が使用され、石灰を利用した漆喰塗りは平安時代初め頃からと言われております。しかし、まだまだ高価で一部の宮殿や寺院にしか利用されていませんでした。
しかし、戦国時代に入り戦争による防火や、防弾から守るため城郭建築(白亜塗龍)が建築されるようになり、
急速に発展をしました。
その後、江戸時代に入り、火災の多い町を守るべく、益々左官工事は進化を続け、茶室、土蔵、数奇屋など様々な建築に利用されました。明治、大正と西洋建築が取り入れられるようなっても、漆喰塗りは衰えることなく、
蛇腹や彫刻など室内装飾にも積極的に利用されるようになりました。
このように人類の歴史、建築の歴史とともに成長してきた漆喰壁・土壁は私たちの安全と安心を提供し、何よりも優れた施工実績を持つ建築材料ではないでしょうか?
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